仕事終わりの男女が集うスペイン・バル。
カウンターの席から溢れた常連の
賑やかな笑顔の傍らで、その音楽は静かに始まった。
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それは、懐かしい音を奏でた。
初めは、聞き耳をたてていた彼らは、安心して音に身を委ねた。
そこに入ってきた彼女は、すぐに馴染み、皆と乾杯をした。
皆の笑顔が、また、新たな客を歓迎する。
そして、何かが、始まった!
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アルゼンチンタンゴのメロディーに促され、ロドリゴが彼女に熱い視線を送る。
そう。それが、カベセオ!
そして、彼女が嬉しそうに、上着に手をかけ、おもむろに立ち上がる。
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